対話の会とは
“いじめ”など学校内でのトラブル、親子間の対立、地域でのトラブル、犯罪をめぐる被害者と加害者の問題などは、いったんボタンの掛け違いのようなことが起きると、ますます根深いものになってしまいがちです。
しかし、ここに中立の第三者が入り、当事者双方の話を丁寧に聞き、少しずつ一方の思いを他方に伝えていく準備をしたうえで、その第三者が司会役となって双方が直接対話すると、この掛け違いを解きほぐし、その関係を修復することができます。
私たちNPO法人対話の会は、欧米で犯罪被害や学校・地域紛争について行われている修復的司法という考え方に基づいて、研修を受けた進行役がこの第三者となってトラブルでの人間関係を修復する活動を行っています。
費用は一切かかりませんので、どうぞお気軽にご利用ください。
それでは、少年犯罪の場合の被害者と加害者の対話の会の例で、対話の実際の流れを見てみましょう。